【練習メニュー】
- 音作り、柔軟体操
- 「STICK CONTROL」よりp.10~p.13
今日も自宅で練習。気温が下がってきたので捗る。内容がスティックコントロールだけじゃなくなってきたので「今日の」を取って「練習メニュー」とした。別の教則本については、独立した記事を書こうと思ってる。
起きてすぐ取り掛かったので、身体をほぐすためにちょっとした柔軟をやった。スティックをグーの手で握って腕を伸ばし、スティックをまわす。肩でまわす感じ。これで肩がけっこうほぐれる。
スティックコントロール。
p.10からは「Short Roll Combinations」、p.10が「シングルストロークロール」p.11が「ダブルストロークロール(オープンロール)」p.12が「クローズドロール」を八分音符と組み合わせたパターン。p.13はまとめになっている。
p.10に今まで設定していたテンポで入ろうとすると、思ったより速いことに気付く。シングルストロークは他のストロークに比べ振る回数が多いからだ。
ここで力が入ってしまうようならテンポを再考するか、音符の長さを倍にして試してみることで手順に慣れよう。
ページの右側に最後の16分音符が取れたパターンがあって、始めは意味分かんないと思うが、これはダブルとクローズドにした時にスラーが取れた表記になるため、けっこう重要なポイントだ。アンサンブルの現場では管楽器のブレスに合わせてどちらかを選択、分けて演奏することになる。
加えて、この音符が一個取れただけで急にテンポが取りにくい感じがすると思う。変わらず演奏できるように、端折らず取り組もう。
p.11は16分音符をダブルストロークにしたパターン。パターン1に「9 stroke open roll」って書いてある。日本語で言うと9つ打ち。
この打ち終わりを加えた数え方は基本となる呼び方なので覚えておくと使うことが多い。
16分音符をダブルストロークにした分、今度は少し手が速く動いてしまうかもしれない。音がキレイに揃ってくるようにコントロールしよう。
p.12はクローズドロール。オープンとかクローズとか意味が分かんないと思うが、私の理解は「クローズ=接近した」、打音の感覚がせまいロール、オープンはその逆、という認識だ。
他にもバズロールとか色んな呼び名があるけど、概ねやりたいことは同じ。実際にはオープンでロングロールを演奏するのはマーチング、他は大体クローズでやることが多いと思う。自分のスタイルに近い方を選ぶことになるけど、技術としては両方身に着けておきたい。
ここでは、テンポによるけど、一回のストロークで3~4回の打音を得る必要が出てくる。打音の感覚が均等、かつなるべく同じ音量で続けられるように練習する。ダブルストロークとはかなり手の感覚が違ってくるはずだ。
このロールは特に、キレイだと演奏家としてめっちゃ尊敬されて「おぉ!スゲェ!」ってなるところなので、けっこう練習することをおすすめする。繊細なコントロールが求められる動きだから定期的に取り組もう。
p.13はここのまとめになるんだけど、まとめたことで別の意味合いも生まれていて、ストローク変化の練習にもなっている。一度にやった時に混乱しないようにしたい。
この項は後から振り返ることが多いだろう。それだけ重要、有意義な練習だということだ。