例年より長い休みとなった今年のGW。遠出はしなかったが何だかんだ色々動いていた。そろそろ通常運転に戻るのでちょっと振り返り。
4月の演奏会
3月から地域のオーケストラに入って、入団後はじめての演奏会があった。
内容としては
・チャイコフスキーの第5交響曲
・ボロディン「イーゴリ公」より抜粋
・ワーグナー「名歌手」序曲
私はチャイコフスキー以外に参加して、ワーグナーのティンパニとボロディンの小太鼓を担当。ホールはオケが毎回使っていたホームなんだけど、改修が終わって初の使用なので色々と勝手が違ったようだった。
改修により舞台が小さくなって、弦楽器(16型)はピットの上、反響板からはみ出す位置にセッティング。舞台後列の雛壇は一列減らした。減らしたスペースに陣取っていたティンパニ以外の打楽器は舞台下手に集約する方法を取った。
結果的に客席に接近するかたちとなった。幸い前日からホールでリハーサルができたので、まずいつも通り演奏して打楽器の仲間に客席でバランスを見てもらうことにした。
客席に近づいたから音が大きいのかも、と思っていたが、むしろ逆で、音が届きにくくなっていたみたいだ。舞台面積が減って響きが浅くなって、外に出ている弦楽器がかなり大きな音で演奏した結果だと考えている。
影響度は 舞台面積減少>客席への接近 という感じ。演奏会当日のステリハではかなり大きな音で演奏して、客席でちょうどよく聴こえていたようだった。手元では明らかに叩きすぎだったから、一回試せたのは大きい。この点は、はじめの想像と逆であったことからうまくいったと思う。
課題として、金管楽器は体力温存のためにステリハで音量をおさえて、本番で周りに合わせる作り方をしたみたいだが、聴こえた感じに合わせたから客席で小さかったようだった(アンケートにも書かれた)。本番前に何かで試すやり方は検討できるかもしれない。
当日は少し雨が降ったが1000人を越える来場があった。演奏会としては成功したと言えそうだ。
演奏会に行くなど
上の演奏会の次の日は有給を取れて、何度か行っている東京佼成WOの定期へ。
自分の演奏会の後で行く気になるかなぁ~?というのが心配ではあったが、19時と遅い開演時間のおかげで気分が戻って、楽しめた演奏会でした。この団体には今後も活躍を続けてほしい。
JPCの会費納入が終わりVIP会員に
浅草にある打楽器専門店、ジャパンパーカッションセンター。かなりマニアな施設ではあるが、打楽器が広範な音楽をカバーする楽器と考えると、実は大きな存在である。
ここの会員になると年会費1600円くらいで一部商品が2割引きになり、毎月会報を自宅に送ってもらえる。で、10年会費を払えばVIP会員となり、その後の会費は無料。完全に元が取れるシステムである。
私はというと、それこそ10年前に会員になったものの、住居が移ったり道具が揃ってしまったりした結果、会費をちょっと滞納してしまっていた。で、久しぶりに制限の無い連休ということで会費を支払い、晴れてVIP会員になった。なにより支払いが終わったというのが気持ちがいい。ついでに浅草を観光して帰った。
10年前、ちょっと振り返ると確かこの時は初オペラだったかな。急なエキストラ案件で何かを買いに来て、元取れるからって言って会員になったような。まだ実家にいたと思う。演奏に関してはまあまあ充実した10年と言ってもよさそうだ。
これから取り組む作品など
演奏機会が多く、ちょっと整理。
- 6月のアマオケオーディション。課題はまだ来てないが、スネアとティンパニ。ティンパニはおそらく第九だろう
- 7月に地域のオケでアンサンブル大会。打楽器アンサンブルで参加、1曲は超久しぶりにグロッケンをやる。7年ぶりくらいか?あと1曲は小物など。この本番が最も手数が多く、インナーの演奏会ではあるが負荷が大きい
- 10月のバレエ公演にピット入りする。ミンクス「ドン・キホーテ」。練習は5月から始まり、長丁場の取り組みだ。スネアを中心に小物。長いが分かりやすい作品で、技術的なハードルは高くないと思われる
- 11月、地域の音楽コンクール入賞者の特別演奏会で、ピアノ協奏曲をいくつか。ティンパニの出番をいただいた。曲は入賞者が決めるので未定。出番が少ないかもしれない。トッパンホールだから小編成のオケになるだろう
あとは6月の結果次第で増えるかどうか。
1月と4月に演奏会参加しているから、今年は5回の本番ということになる。多い方ではないが、出番は常にある感じだ。
今はこんな状況。GWは音楽中心に過ごしてきたので、お盆は旅行に行きたいと思っている。海とか行きたい。