久しぶりのエキストラ!など 2022年8月

まだ終わっていないが暑かった今年の夏は、コロナ禍と金欠で特に旅行などすることなく終わりそう。ヒマをしていると声がかかるもので、久しぶりにオーケストラでエキストラとして演奏することになった。

エキストラで演奏した

声をかけてくださったのは前から色んな団体でご一緒していた所謂アマオケ打楽器界の先輩だ。この方はとにかく引っ張りだこになっていて、吹奏楽、ブラスバンド、オーケストラ問わず年中演奏されている。伝手も多い方で、呼んでいただいたのはありがたかった。

団員の方が色々な都合で参加できず、打楽器は一時的にいなくなってしまったため、この先輩が仕切っているという状況。集まったメンバーは知っている方が多かったので安心して参加できた。

参加させていただいたアマオケは、企業というか法人を母体とするきちんと由来のある団体なのだが、どういう訳かプログラムが奇抜だ。

今回で言うと、

  • 保科洋「風紋」原典版(オーケストラ版)

  • プーランク「牝鹿」

  • ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」

う~ん…なんていうか…ひと言で表現できないんだけど…人間が思いつきそうな選曲ではないかな。。選曲のプロセスが気になる。AIを使ったのか?アンコールはハチャトゥリアン「ガイーヌ」より「レスギンカ」で、後半の流れはまぁ分からなくはないってところがむしろ謎を深めている。

ともあれ、演奏するのは楽しい作品群である。色んな楽器を担当させてもらった。

「風紋」ではタンバリン。あまり得意ではないが練習したら形にはなった感じ。サムロールどうしよ、ワックスがない、とか悩んで代替品を用意したりした。

↑を指に塗って対応する方法があって、レンタル楽器に痕をつけない点ではアリかな。ただ長いロールはやはり難しい、テンポ次第だが四分音符が限度といったところか。結局、所属してる団体がタンバリンワックスを持っていたので使っちゃおうという結論に至ったのだが、リハーサルに行ってみたら異様にテンポが遅く、シェイクロールで事足りてしまった。

今回の団体は指揮者も団員さんで、ご自分でよく考えて音楽を作られていたようだった。なので独特に感じられる箇所がある。良し悪しは別として、そういう演奏なので準備をする必要がある。とりあえずタンバリンワックスの必要性はよく理解できた。

「牝鹿」ではシンバルを担当した。初めて取り組む曲だ。出番が少ないのでむしろ内容を把握する必要がある。確認して、合わせシンバルは少し、後はサスペンドシンバル。私はマレットを買った。

サスペンドシンバルのマレットは前から必要を感じていて、楽器が決まっている場合、課題のほとんどはマレットで解決できると思う。こうやって集中してサスペンドシンバルに取り組むことがなかったので持っていなくて、なんかシロフォンのマレットとかでこなしていたんだけど、買ってみたら素晴らしいのなんの。まったく困らない。ppでもロールがつながる。

強いて言えば、譜面によってはワンサイズで足りないかもしれない。用途が決まっている訳で、別のサイズがあるというのはそういうことである。今回は足りたがショスタコーヴィチでは別のサイズを選んだ可能性はある。こうしてバチが増えていく。

ショスタコーヴィチの5番では小太鼓を担当。これはけっこう上手くいって、装飾3つの部分がきちんと全部入った。これもこないだ買ったスティックがですね…って、なんかいっぱい買い物してないか?

とまあ、必要だと思ってたものを改めて準備して臨んだ楽しい演奏会でした。やっぱり演奏会楽しいですね。ちなみにこの団体の次のプログラムはニールセンの交響曲第1番らしいです。

ティンパニマレット教室に参加

上の本番の少し前、楽器の先生がアドバイザーをしているマレットビルダーさん、その主催する試奏&講習会に参加した。

今出てる全モデルとこれから世に出る新しいモデルが試奏できて、マレットを活かすための奏法づくりとマレット選択の実践、プロ奏者による実演と内容は盛りだくさん。しかもマレットを購入する際に割引してもらえるという、マレットを買うつもりがあるなら得しかない講習会だ。

当然めちゃくちゃ参考になった。なるだろうな、と思っててやはり参考になった訳だけど、初めは参加を渋ってしまったのが自分として良くなかった。夏休みだし予定入るかな~…とか思って迷ったのが正直ある。

予定は勝手に入りません。入れなきゃ入んない。気になったらGO!しないと機会は手に入らないよね。そういう意味でも勉強になりました。

友人の出る演奏会を聴きに行った

これは先週の話で、普段一緒に演奏している方が出られるというので聴きに行った。プログラムはサン=サーンスの「オルガン付き」とリヒャルト・シュトラウスの「家庭交響曲」。こっちもなかなか凄いプログラムだ。

編成が大きくてミューザ川崎でも舞台を全部使っていた。凄い。

もう完全に扇形

弦楽器にも友人が乗っていて、いい演奏会だっただけになんだか羨ましくなってしまった。大きな曲、演奏したいな~!できたらティンパニをやりたいです。

客席にも知り合いが何人かいた。以前お世話になっていた指揮者の先生と、大学の同期。指揮者の先生はこの団体を振られていたので、お会いしても不思議はない感じだ。気さくな方で、久しぶりにもかかわらずこのホールのサウンド面の難しさについてお話をした。こういうのも楽しい。

大学の同期は本当に偶然で、そいつの同僚が乗っていたみたい。それで来たらたまたま奥さんと子供が来れなくなっちゃったとかで、お互い一人で来た格好でかなり驚いた。そいつはけっこう上手くて前は一緒に演奏したりしてたんだけど、やはり子供が小さいと楽器を続けるのは難しい場合があるそうだ。

私にはまだそういう生活が訪れてはいないのだが、社会情勢的に演奏することが難しくなったり、縁が切れてしまったことなどもある。聴いたり演奏したりできることに感謝したい、そういう気分になる8月だった。