ダニエーレ・ガッティ指揮によるロシア近現代プログラム

最近の生活リズムからすると、どうやら配信時に視聴することが難しく、アーカイブ入り後の投稿になってしまいそうだ。今回もその流れで、アーカイブ入りを待つ形になった。

 

(2021/01/23)*1

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエーレ・ガッティ

イゴール・ストラヴィンスキー
《ミューズを率いるアポロ》

ディミトリ・ショスタコーヴィチ
交響曲第5番ニ短調

 

前回に続き、今週もロシア、というかソヴィエト時代の作品が演奏される。

 

 

指揮を務めるガッティは、ロイヤルコンセルトヘボウ管の首席指揮者だ。

一流のオーケストラを率いた実績を持ち、アーカイブには既に2本の動画が収められている。最初の動画の前に共演したのはその17年前というが、何か事情でもあったのだろうか。

 

プログラムの前半はストラヴィンスキー、この《ミューズを率いるアポロ》は弦楽合奏で演奏される作品だ。

前半に室内楽的な作品、後半にオーケストラ作品という、今シーズンはじめのプログラムを思わせる内容の演奏会になっている。

 

ショスタコーヴィチの交響曲は、フィルハーモニーの閉鎖の際に9番と8番が取り上げられた。どちらもペトレンコの指揮で素晴らしい演奏だったことを覚えている。

今回も楽しみである。

 

<2021/01/29追記>

アーカイブ入り!

www.digitalconcerthall.com

 

《ミューズを率いるアポロ》は、ストラヴィンスキーという作曲家から想像する鋭く硬質な響きではなく、どちらかというと濃厚なロマンティシズム溢れる響きの音楽だ。

古典的な明るさもあり、爽やかな印象の作品。もっと演奏されてほしい曲だと思った。

 

ショスタコーヴィチの第5番。

多くの演奏が録音されていて、音楽以外のことでも話題に挙がりがちなこの作品、今回のは見事にコントロールされて素晴らしい音楽であった。

もちろん、ティンパニのベンジャミン・フォースター氏をはじめ凄い迫力に圧倒されつつも、各楽器の音量バランスがとても良い。ショスタコーヴィチの旋律豊かな面が美しく表現された印象だ。

大満足の演奏。無観客だからか、残響がとても長かった。

*1:デジタル・コンサートホールには一部有料のコンテンツが含まれます。視聴方法については公式HPをご確認ください。http://www.digitalconcerthall.com